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CREATIVE PLATFORM OITA

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おしらせ

2019.03.28

『CREATIVE PLATFORM OITA 報告会』スペシャルトーク開催レポート

今回は、『CREATIVE PLATFORM OITA 報告会』(2月21日〜22日)の最終日に開催した、スペシャルトークイベントのもようをご紹介します。このトークイベントは、高知県を拠点に活動するデザイナーの梅原 真さんをゲストにお招きし、「土地の力を引き出すデザイン」と題してお話いただきました。

 

梅原さんは、地域が抱える課題と向き合い、その土地がもともと持っている力をデザインで引き出し、再生させてきました。
梅原さんのインタビューはこちらをご覧ください。
2017年10月にご登壇いただいた『CREAITIVE PLATFORM CAFÉ vol.7』の開催レポートはこちらをご覧ください。
このスペシャルトークでは、高知県の『株式会社 四万十ドラマ』と協働した事例を挙げ、自身のデザインや考え方をご紹介いただきました。

 

『しまんと地栗』は、手付かずの荒れた栗山を「有機」という価値に変換することによって生まれたブランドです。この有機の土地で育った栗をきんとんなどに加工して販売すると、デパートの催事で1日70万円を売り上げる人気商品になったといいます。
しかしその一方で、低価格商品の取り扱いが多い道の駅などでの売れ行きは伸び悩んでいました。そこで、渋皮煮の製造工程で生まれる割れた栗を『われ しまんと地栗』と名付け、徳用品として売り出しました。
梅原さんは「人の感性というのは不思議で、3500円の『しまんと地栗』の隣に1800円で『われ』を置いておくと、ばんばん売れる。そういったこともデザインなんです」と説明しました。そのほかにも、カフェへの展開や和紅茶の商品開発、新聞紙を使ってバッグを作るワークショップの企画など、多岐に渡るお仕事をご紹介いただきました。

 

 

最後に梅原さんは、地方で事業を展開する人々やデザイナーに、力強いメッセージを送りました。
「自分がやっていることに情熱を持つことが大切です。ずっと熱心にやっていれば、そこに共感してくれる人や、その先の展開を一緒に考えてくれる人と出会える可能性があります。デザイナーは、そういう人に出会ったならば、その情熱から生まれる力をぜひデザインで引き出してほしい」

 

梅原さんの冗談を織り交ぜたお話しに、会場は時折笑いに包まれ、充実した1時間となりました。