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CREATIVE PLATFORM OITA

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事例紹介

2017.04.20

新たな価値観によるビジネス創出の場『TechShop Tokyo』

アメリカで2006年に創業し、現在世界で12店舗を展開している会員制オープンアクセス型DIY工房『TechShop』。レーザーカッター、3Dプリンターなどの最新デジタル工作機械や、裁縫用ミシン、木材や金属の加工機器などが設置されています。会員になり必要なトレーニングを受けると、館内にある設備をすべて使うことができます。

インターネットと工作機械の融合によって、個人のものづくりを劇的に進化させたメイカームーブメントの火付け役とも言われる『TechShop』のアジア1号店、『TechShop Tokyo』を訪問しました。

 

 

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2016年4月1日にオープンした『TechShop Tokyo』。ここを運営するテックショップジャパン株式会社は、「全てのアイデアは良いアイデアで、試す価値がある」という信念のもとに、『TechShop』とパートナーシップを組んだ富士通の出資によって設立されました。

 

 

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東京・赤坂のアークヒルズに設けられた、都心でありながら開放的なスペースには、約50種類もの工作機械がずらりと並んでいます。会員になり機械利用の研修を受けると、これらの機械を自由に使用することができます。

『ドリームコンサルタント』という技術スタッフが常駐しており、使用する機械や素材についてのアドバイスも行っています。

 

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馬具・ハンドメイド雑貨のブランド『Amuleto de Oro』はテキスタイル分野から木工、金属加工、UVプリンターなど『TechShop』の設備をフル活用し、商品企画をしている

 

 

また、新潟県燕市の伝統のある金属加工技術の体験や、高知県の土佐和紙やスギ、ヒノキなどの木材『TOSAZAI』を使用したワークショップなど、日本の伝統技術・産業とコラボレーションし、地方の文化と出会うきっかけづくりも行っています。

 

デジタル工作技術は日々進化しています。日本が誇る職人の技術と最新デジタル技術は、一見相反するようにも思えますが、ここではそれらを融合させることによって、新しい加工技術や価値の創出に繋げています。

 

 

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『TechShop』の大きな強みは、多様なバックグラウンドを持つ会員同士が出会う場であるということです。コミュニケーションが生まれやすいように工夫された空間の中で、アイデアや技術を共有するオープンイノベーションの拠点としても機能しています。また、起業家、クリエイター、学生、投資家、企業など、さまざまな視点を持った人々が交流することによって、新しいビジネスの創出の場ともなっています。実際に米国の『TechShop』では、既に100件以上のビジネスが生まれているそうです。

 

オープンから1年で、『TechShop Tokyo』の会員は個人・法人合わせて700名を超え、試作品を作ってファンディングするなど、日々イノベーションが生まれ続けています。

 

個人のアイデアと思いが集まる『TechShop Tokyo』には、それを形にするための技術や設備だけでなく、ビジネスとして実現させるためのコミュニティが形成されていました。この場所から、革新的なビジネスが生まれる日は、そう遠くないのかもしれません。

 


 

TechShop Tokyo

住所:東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル3階

電話番号:03‐5797‐7110

公式HP:http://www.techshop.jp/